鏡像段階

ラカンにその理論的出発点を与えたのは、劇場で女優Zにナイフで切りかかり、防ごうとした女優の手に重傷を負わせた、一人のパラノイア女性である。

影を追う。 影と戯れることが、それを手に入れることよりも価値がある。

自我、欲望

自我とは、反転した構造のうちにある鏡像であるという。主体は自分を自らの像と混同し、自分の似姿との関係の中で、写しによって同時に想像的にだましとられてしまう。

突き刺すもの

ストゥディウムの場をかき乱しにやって来るこの第二の要素を、私はプンクトゥム(punctum)と呼ぶことにしたい。というのも、プンクトゥムとは、刺し傷、小さな穴、小さな斑点、小さな裂け目のことでもあり&…

リズム

リズムのなかでは自己(soi)はもはやなく、自己から匿名態への移行のごときものがある。 – エマニュエル・レヴィナス

価値あるものへの服従

詩人はつねに、自己をより価値のあるものに服従させなくてならない。芸術の発達は不断の自己犠牲であり、不断の個性の消滅である。芸術とはこの脱個性化の過程にほかならない。 – 外山滋比古

無関心と日常性の欠如

「—美的な感動を何も受けないような無関心の境地に達しなければいけません。レディ・メイドの選択は常に視覚的な無関心、そしてそれと同時に好悪をとわずあらゆる趣味の欠如に基づいています。」 &#…