〈他者〉とは私に内包されることのできないものである。内在的であるがゆえに何ものによっても制限されることなき私の思考の拡がりがどれほどのものであろうとも、このことに変わりはない。つまり、〈他者〉とは思考しえないものなのだ。 […]