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倫理A,倫理B
共同体の規範、あるいは幸福主義(功利主義)に規定される「倫理A」、 自己原因的で他に原因を持たない主体を目指す、つまり、自由(liberty)を至上命令とする「倫理B」、 倫理B、自由を大切にすることは、善悪の彼岸でもある。
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代替不能の責務
私以外の誰も私に代わって引き受けることのできないような責務を担うという仕方で、私の唯一無二性、私の同一性は基礎づけられる。 -エマニュエル・レヴィナス(『レヴィナスと愛の現象学』内田樹p145)
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独り
理性は独りである。その意味で、認識は世界のなかでは真に他なるものとは決して遭遇しないのだ。 – エマニュエル・レヴィナス
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鏡像
鏡の面に輝かしく映えた自らの姿のなかで、ひとは自らを、自ら自身を愛する。あるいは、憧れの「あの人」の姿のなかに自らを投影し、そのなかで自らを愛する。−『夜戦と永遠』佐々木中 より
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自分を知る
「自分を知ろうと努めることくらい、おろかなことはありません。ますます自分の本質が小さく制限され、自分が貧弱になっていくばかりです。自分を知るということは、ちょうど自分のまわりに白墨で輪を描いて、その輪の中に、体を小さくし […]
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現象学
フッサールの独自性は、意識に対する直接的反省に与えられる最初の現象は「私は思考する(エゴ・コギト)ではなく、「私はある客体を思考する」であることを看取した点にある。 – エマニュエル・レヴィナス
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鏡像段階
ラカンにその理論的出発点を与えたのは、劇場で女優Zにナイフで切りかかり、防ごうとした女優の手に重傷を負わせた、一人のパラノイア女性である。
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自我、欲望
自我とは、反転した構造のうちにある鏡像であるという。主体は自分を自らの像と混同し、自分の似姿との関係の中で、写しによって同時に想像的にだましとられてしまう。
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リズム
リズムのなかでは自己(soi)はもはやなく、自己から匿名態への移行のごときものがある。 – エマニュエル・レヴィナス