投稿者: ume222

  • 郷愁

    郷愁

    哲学とは本来郷愁であり、どこにいても家にいるようにいたい願う衝動のことである。 – ノヴァーリス

  • 意味は多様であり、このような多様性のうちにこそ〈サンス〉は到来する。

    我々は自らを了解しつつ、了解すべきことは何もないことを了解する――しかしこれは正確には次のようなことを意味している。つまり意味〈サンス〉の我有化はない、なぜなら「意味」とは存在の分有だからである。我有化はない、それゆえに […]

  • 視覚に拘束されないために

    解に着くのではなく、ただ辿る必要がある。

  • 見ているところに存在している。

    見ているところに存在している。

    動物の意識に主客はない。その見ているところに存在している。 -ジョルジュ・バタイユ

  • 境界性パーソナリティ障害

    自分と同一なものを巡る旅。 想像的同一化が実は激しい攻撃性の源にもなりうる。 自分と良く似ている相手が持つわずかな差異。これが攻撃性を呼び覚ます。

  • 代替不能の責務

    私以外の誰も私に代わって引き受けることのできないような責務を担うという仕方で、私の唯一無二性、私の同一性は基礎づけられる。 -エマニュエル・レヴィナス(『レヴィナスと愛の現象学』内田樹p145)

  • 独り

    理性は独りである。その意味で、認識は世界のなかでは真に他なるものとは決して遭遇しないのだ。 – エマニュエル・レヴィナス

  • 拒食症

    拒食症において主体は単に「何も食べない」のではない。むしろ主体は、欲望の究極の対象−原因である、<無>(<空隙>)を積極的に食べたいのである。 −スラヴォイ・ジジェク

  • 鏡像

    鏡の面に輝かしく映えた自らの姿のなかで、ひとは自らを、自ら自身を愛する。あるいは、憧れの「あの人」の姿のなかに自らを投影し、そのなかで自らを愛する。−『夜戦と永遠』佐々木中 より

  • さらに考える人は、

    自分がどのような行為をし、どのような判断をしようといつも間違っている、ということを知る。 ― ニーチェ