歯車の回転

遊びの余地がない、と言ったが、レヴィナスは同じ事態を「遊び〔ゲーム〕から抜け出せない」とも言い換えている。
すべてが遊び(歯車の回転)であるがゆえに遊びから抜け出せないという逆説は、真面目に仕事をこなしていく企業人のあり方、現代のホモ・ルーデンス(遊ぶひと)の多忙な倦怠、「文化事業」の今日的な特徴を見事に言い当てている。
-『レヴィナスを読む』p117

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