不可視のグリッド

マルクスの言う通り、貨幣とは急進的な平等主義者であって、すべてを量的な大小関係に還元してしまうのである。…
周期的な祝祭によって過剰を爆発させたり、王の超越性のうちに過剰をとり集めたりする必要はもはやなくなってしまう。…
…そのための新たなメカニズムを、ドゥルーズ=ガタリは公理系(axiomatique)と呼ぶ。これとコードを混同してはならない。コードが質的な位置の体系を規定する規範であったのに対し、公理系は量的な流れを調整する管理規則にすぎない。それはコードなき時代としての近代において欲望のアナーキーを規制する「不可視のグリッド」なのである。
– 『構造と力』p170-p171

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